

Gansインタビュー第4回
宮田潤一〜若きサイドアタッカー〜
松本山雅FCにとって、2005年は大きな変革の年となった。
その中にあって数少ない前年のメンバーで、コンスタントに出場していた若きサイドアタッカー。
大きな変革にあるチームのなかで、「松本」を感じさせてくれる地元選手。
2006年に成人式を迎えた、サイドハーフのインタビュー。
――入団のきっかけは?
入団のきっかけですか? ちょっと長くなりますけど、小学校・中学校のサッカー人生は(選抜などに選ばれ)うまくいっていたんですけど、高校3年生の頃、いまいちうまくいかず、つらい時期でした。インターハイを終えて高校のサッカー部を引退しバイトしたり、サッカーから離れた生活を送っていました。
そんな時に自分のサッカー人生に大きく影響を与えてくれた中学校の先生にお会いし、松本山雅FCを進めていただきました。入団のきっかけはそんなところです。
――今シーズンを振り返ってどんな感じでしたか?
今シーズンは、チームとして優勝できたことが非常に大きかったと思います。
チームの意識やサッカーに対して自分の過ごし方をどうするか? など、(入団した頃に比べて)大きくよい方向に変わったと思います。
個人的にはまだまだという感じでした・・・。(苦笑) 試合に出たり、出なかったりで、パフォーマンスにも波がありましたし。 けれど、チームメイトは自分よりもうまい人達ばかりなので、吸収しよう!! ついていこう!! という気持ちを持ってシーズンを高いモチベーションでいられたことは、来シーズンにも繋がるプラスの面だと思っています。
――今シーズン、宮田選手にとってのベストゲームは?
5月15日の第4節VSヴァリエンテ富山戦です。
あの時は体もキレも非常に良く、何本かサイドをえぐることができ、少しは要求されていたことが出来たかなあと言う試合でした。
それに、自分がイメージしていた動きが出来ていましたね。
あのときのような動きがこれからもコンタントに出来ればよいのですが…。(笑)
来期も頑張ります!!
――オフシーズンになりましたが、オフはどのような過ごし方をしますか?
自分は大学生なので、しっかり勉強したいと思います。
体のキレや状態を落としてはいけないので、時間を作ってランニングをしたり、ボールを蹴ったりしています。
そのほかには自分の時間を大切にしたいと思います。
――来期への豊富をお聞かせ下さい。
今シーズンより、いろんな意味で厳しいとは思いますが、しっかりと吸収してチャンスを広げていきたいと思います。
そしてもっとうまくなりたいです。
――最後に、必死になって応援してくれたサポーターへ一言!
サポーターの皆さんには本当に感謝しています!!
試合の途中から出場しても暖かく迎えてくれて、ありえないようなミスを何回しても常に応援してくれるところがとても好きです。
県外での試合にも自費で応援しに来ていただいてありがとうございました。
そんなサポーターの皆さんのためにも、来期JFL昇格を目標にして頑張ります。
来期もよろしくお願いいたします。
P・S 町中やその他どこでも僕を見かけたら声をかけてくださいね!

地元の大学に通うサイドアタッカーは、向上心に溢れている。
変革のチームの中にあって、自分を磨きプレーを高めようとしている。
地元選手のありあまる向上心も、松本山雅FCの推進力の一つである。
ASP事務局 中沢仁